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祝HP開設2周年!

いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。
そして、私達のホームページも見てくださっている皆様、本当にありがとうございます。

おかげさまで私達のホームページも開設2周年を迎えることができました。いつも見て下さる皆様のおかげです!

最近はホームページの更新よりもブログの更新の方が多くなってしまいましたが、これからもポーランドが好きな皆様に、またより多くの方々がポーランドに興味を持って頂けるように、よりいっそう楽しい情報を提供していきたいと思っております。できるだけ長く続けていかれたらいいなと思います。

こちらのブログ同様今後ともどうぞよろしくお願い致します。
m(_ _)m

↓この写真は、本文とは全く関係がありませんが、最近のチラです。
題して「お気に入りのゴリラのぬいぐるみから片時も離れようとしないチラ」
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# by poziomka | 2005-11-11 02:56 | 日常 | Comments(4)

国際ドッグショーへ!

よく晴れた11月6日の日曜日。毎年行っている国際ドッグショー(Międzynarodowa wystawa psów)に行ってきました。会場は家のすぐ近く、先日農業関係の見本市「Pol-agra」が行われた見本市会場です(こちらの見本市についてはホームページの方をご覧ください)。

今年も面白い犬やかわいい犬がたくさんいました。
でも行く時間が少し遅かったからか、それともパビリオンが見つけられなかったからか、見たかった日本犬(秋田犬、柴犬、土佐犬など)やハスキーは見られませんでした。通りすがりに秋田犬、柴犬、ハスキーを見かけましたが・・・。

写真を撮ってきたので、その中からよい写真をお見せします。
まずはこれ。カメラを構えたらこちらを見てポーズを取ってくれました(笑)
国際ドッグショーへ!_e0039206_2025589.jpg


次にシェットランドシープドッグのところに出場していたこのワンちゃん。
仕種も飼い主を見つめる愛らしい目も我が家のチラにそっくりだったので(でもチラはコリーですが。)、私達で勝手に「ミニチラ」と名づけて見ていました(^^)
国際ドッグショーへ!_e0039206_20253582.jpg


こちらはぬいぐるみのようなワンちゃんです。おリボンがかわいいですね。
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国際ドッグショーへ!_e0039206_20291719.jpg


そして美しい毛並みのコリー。かっこいいですね。
国際ドッグショーへ!_e0039206_20294969.jpg


最後に会場を後にしようとした時、かわいいワンちゃんを見つけました。私が思わずカメラを向けると、そのワンちゃんを抱っこしていたおじさんがこのワンちゃんの気をカメラの方に向けさせてくれました。おかげでよく撮れました♪
国際ドッグショーへ!_e0039206_20322234.jpg


去年もそうでしたが、今年も帰宅後チラは不審そうに私達のにおいをしきりにくんくん嗅いでいました(^^;)少しの間、嫉妬心からかすねていましたが、お土産に買ってきた犬用の「サッカーボール」をあげたらとっても喜んでくれ、他の犬に嫉妬していたのも忘れてくれたようでした。
# by poziomka | 2005-11-09 20:34 | 動物 | Comments(2)

コペルニクスの墓発見!

昨日11月3日に驚くべきニュースが飛び込んできました。
ポーランドが誇る偉大なる天文学者、コペルニクスの頭蓋骨を発見したと言うのです。

テレビでは、その頭蓋骨を元にコンピュータで復元した「老人」の顔を映し出していましたが、なるほどよく見るコペルニクスの肖像画によく似ています。しかも、70歳で亡くなったはずなのに驚くほど歯がしっかりしていてほぼ全部あったそうです!
やはり長生きの秘訣は丈夫な歯にあるのだなあ、と妙に感心してしまいました。

さて、今朝になって日本でもニュースになっているのかな、とインターネットで少し調べてみましたが、これとかこれくらいしか載っていませんでした。

それで、ポーランドの新聞記事(といってもインターネット上からですが。)をご紹介することにしました。せっかくの大ニュース。写真付きで是非皆様にも読んで頂きたいと思いまして。
これがその記事です。
Naukowcy przekonani, że odkryli grób Kopernika (コペルニクスの墓を発見したと学者ら確信)

この記事を翻訳してみたのでよろしければお読みください。(一部サイト内の記事が更新され、私が訳した時と若干文章が違っているところがございますが、ご了承ください。)
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コペルニクスの墓を発見したと学者ら確信

マチェイ・センダツキ(Maciej Sandecki)、グダンスク(Gdańsk)、2005年11月3日、最終更新2005年11月3日19時27分

考古学的大発見!学者らはニコラウス・コペルニクス(訳注:ポーランド名はMikołaj Kopernik(ミコワイ・コペルニック))の骨片を発見し、彼の70歳当時の顔を復元した。学者らは「97%の確立でこれは天文学者の骨と言えるだろう」と発表している。

ミコワイ・コペルニックはこのような顔だった。(訳注:この訳に相当する文章をクリックすると(この訳文でも構いません。)様々な角度からのコペルニクスの復元肖像が見られます。左の数字をクリックしてみてください。)

これは、ポーランドのここ数年の中では最も壮大な考古学的発見である。「1年以上前、ヴァルミア(Warmia)地方のヤツェク・ヤジェルスキ(Jacek Jezierski)司教がミコワイ・コペルニックの墓を発掘してくれるよう願い出た時、それは無理なことのように思えました」とプウトゥスク(Pułtusk)人文科学大学民俗学部長であり、墓を探していた学者グループの主任でもあるイェジイ・ゴンソフスキ(Jerzy Gąssowski)教授は認めた。「しかし、司教は相変わらず説得し続けたので、私も根負けしたのです」

コペルニックは1473年に生まれ、1543年に亡くなった。この有名な天文学者の墓は既に1930年代にドイツ人らが探していた。発掘することで死後400年祝賀を際立たせる為である。その後、ポーランドの学者らが行った。今度は生誕500年を祝う為である。しかし何の発見もなしに終わった。再び捜索が始まったのは1年前のことである。考古学者らは、コペルニックの墓はフロムボルク(Frombork)にある大聖堂内のどこか、それも十中八九、聖十字架祭壇の下のコペルニックの司教座聖堂参事会員祭壇の辺りだと分かっていた。司教座聖堂参事会員は、自分が担当していた祭壇の下に葬られるという習慣があったのである。地中レーダーで大聖堂の床を照らし、そのおかげで、全ての墓の映像を手に入れることができた。それは様々な時代の墓であったが、骨は混ざってしまっていた。

それでは、どうやってコペルニックの骨片を見つけたと分かったのだろうか?

・コペルニックと同時代に亡くなった男性のものであったから。

・コペルニックは70歳まで生きたから。それは彼の時代では稀なことであり、残っていた骨はちょうどそれくらいの年齢の人物に相当する。聖十字架祭壇の下で考古学者らは同じ年代のもう一つの骨片を見つけたが、それはアンジェイ・ゴンショロフスキ(Andrzej Gąsiorowski)のものであったことが、墓石に書かれた名前から分かった。

・3つ目の印、それは頭蓋骨、特にゆがんだ鼻だった。「残されているコペルニックの肖像画からは鼻の骨が折れた形跡があり、軽く顔の左の方へゆがんでいることが見て取れます」と、この発掘捜査の最終段階を指揮する民俗学者カロル・ピャセツキ(Karol Piasecki)教授は言う。「コペルニックは7歳から12歳の間に何らかの事故にあったということさえ言えます」

ここ数ヶ月の間に見つけられた頭蓋骨は、ワルシャワの警察本部中央刑事試験所(仮訳)(Centralne Laboratorium Kryminalistyczne Komendy Głównej Policji)の専門家らが従事していた。そしてその頭蓋骨を元に既に年老いたコペルニックの顔を復元したのである。

学者らは骨片が天文学者のものであるという100%の確信は持てないと常に強調している。確信を持てるとすれば、コペルニックの叔父であり、ヴァルミア地方の司教であったウカシュ・ヴァツェンロデ(Łukasz Watzenrode)の墓の発見した時だろう。そうすれば両者のDNAを比較することができるのである。「もしそのような確信が持てるのであれば、フロムボルクの大聖堂でミコワイ・コペルニックのためにもう一度葬式を開き、きちんと墓石を立て、墓のことを覚えておくことにしましょう」ヴァルミア地方のヤツェク・ヤジェルスキ司教は話した。
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この記事についてのご感想など頂けると嬉しいです。
# by poziomka | 2005-11-05 01:49 | ニュース | Comments(6)

ポーランドのお盆

先日も書きましたが、ポーランドでは昨日11月1日はDzień Wszystkich Świętych(ジェィン フシストゥキフ シフィェンティフ=全ての聖人の日(万聖節))、今日2日はŚwięto Zmarłych(シフィェント ズマルウィフ=死者の日)です。
1日は祝日となっていて、日本での「お盆」のように、皆お墓参りに出かけます。そして亡くなった身近な人々を思い出して祈る日なのです。
私達も例年通りお墓参りに出かけました。

本当は朝早く出かけ、混雑に巻き込まれないように帰って来たかったのですが、出かけるのが遅れた為に大変なことになってしまいました・・・。

夫の祖父母などが眠る墓地は市電(トラムTramwaj)で30分ほどのところにあります。11時近くに家を出ました。行きの市電は思ったより混んでいませんでしたが、到着し市電を降りるとそこはもうなかなか前に進めないほどの混みようでした・・・。
市電の停留所から墓地の入り口にかけてたくさんの出店が出ていて、花やろうそくなどを売っています。こちらで飾るろうそくは「zniczズニチュ」と言って、カラフルなプラスチックやガラスの瓶の中にろうそくが入っており、夜になると幻想的な景色を作り出します。

墓地内は広い森の中に点々としているような感じなので、次第に人が散り散りになっていきます。どのお墓も花々やろうそくでいっぱいでした。
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ポーランドのお盆_e0039206_18452075.jpg


ポーランドでは土葬が普通なので、一つ一つのお墓がとても大きいのですが、最近では火葬をする人も増えてきたようで、そちらのお墓はこじんまりとした感じです。
ポーランドのお盆_e0039206_18464281.jpg


お墓参りを終え、帰る時が大変でした。市電の停留所はそれはそれは混雑していて、しかも市電さえなかなか来ないという有様。市電は来ないのに人はどんどん来るわけで・・・。
それで私達は3つほど先の停留所まで歩くことにしました。こんなことは初めてでした。
来年は早く出かけようと心に誓ったのでした(^^;)

ところでいつもは11月1日は必ず雨や雪で天気が悪いと言われているのですが(私が初めて迎えた「ポーランドのお盆」も雪がぱらつく寒い日だったのを覚えています。)、今年はとても暖かく、しかもとてもよい天気でした。しかし、今日2日は朝から霧で寒いです・・・。運良く1日ずれただけだったのかもしれませんね。
# by poziomka | 2005-11-02 18:55 | 日常 | Comments(2)

新内閣誕生

日本で新内閣が発足した今日(10月31日)、ポーランドの新内閣が発足し、首相、そして17人の各大臣が発表され、任命されました。大統領の交代は12月なので、任命はKwaśniewski(クファシニェフスキ)大統領によって行われました。
結局PiS(法と正義)とPO(市民プラットフォーム)の連立政権は成立しなかったので、新内閣はPiSの議員が中心になって「少数政府」として発足することになりました。

首相は前から言われていた通り、Kazimierz Marcinkiewicz(カジミェシュ・マルチンキェヴィチ)氏でした。
大臣の中で驚いたのは保健省(Ministerstwo Zdrowia)の大臣にZbigniew Religa(ズビグニェフ・レリガ)氏が選ばれたことです。レリガ氏と言えば、つい先日の大統領選挙に出馬していたものの、勝つ見込みがないと判断し、立候補を取り下げ、立候補者の中のTusk(トゥスク)氏の支持に回った方です。トゥスク氏は、今回の国会の与党である政党PiSから立候補し、大統領選挙で勝ったKaczyński(カチンスキ)氏の 対立候補でした。それが、トゥスク氏が大統領選挙に負け、カチンスキ氏から大臣の打診を受けたところであっさりと乗り換えるとは!!
レリガ氏は医学教授でもあるので、最近問題になっていた医療保険制度の見直しに期待がかかっています。しかし、あっちに行ったりこっちに行ったりするような人に果たして信用が集まるのでしょうか・・・?

新内閣の顔ぶれについては以下のサイトで顔写真付きで掲載されていたのでリンクを載せておきます。
Sylwetki członków nowego rządu (新内閣メンバーの横顔)
「アレクサンデル・クファシニェフスキ大統領はカジミェシュ・マルチンキェヴィチ氏を閣僚会議議長 (首相)に任命した。また、大統領は新内閣の閣僚も任命した。新内閣には法と正義党(PiS)の議員と無所属の議員によって成立された。」
# by poziomka | 2005-11-01 06:09 | ニュース | Comments(0)