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poziomkaとポーランドの人々

ポーランドドラマの中の日本

先週、突然インターネットに接続できなくなり、その後サーバーに修復を依頼するも、1週間もインターネットなしの生活を余儀なくされました(><)「インターネットなんて趣味のようなものだし、なくても平気」と思っていましたが、メールはチェックできないし、何だか外部の生活と遮断されたような気分になりました。やはりインターネットは欠かせないものになってしまったようです。

先週の土曜日、あるドラマに合気道のシーンが出てくるようだったので、見てみることにしました。そのドラマは「Kryminalni(犯罪者たち)」というタイトルのポーランドの連続ドラマで、タイトルからも分かるように刑事ドラマです。私たちは夫婦そろって刑事ドラマや推理ドラマが好きなので、そういうタイプのドラマや映画をよく見ています。このドラマはもう4〜5年も続いている人気ドラマで、開始当初は私たちも毎週欠かさず見ていました。しかし、2年もすると少しずつ飽きて来てしまい、その後はすっかり見なくなっていました。9ヶ月の日本滞在から帰って来て、もう放映されていないと思っていたのに、まだ続いていたのには驚きました(^^;)
そのドラマの予告編が、テレビコマーシャルの合間に流れていて、合気道のシーンのために(?)久しぶりに見てみることにしました。しかしがっかりすることになったのですが・・・。ストーリーは、胴体のところで真っ二つに切断された遺体が見つかり、後に日本刀で切られたということが分かる、というものでした。
がっかりしたポイントを以下に挙げてみます。

1.日本刀がテーマのはずなのに、居合道ではなく、合気道がメインとして登場する。
2.殺害された男性の婚約者が合気道を稽古しているシーンで、その婚約者だけ合気道着を反対に着ていた。
3.その婚約者が稽古から帰って来てお寿司を電話で注文するシーンで(合気道を習っている人が夕食までお寿司にするほど日本好きかというのも疑問ですが^^;)、届けに来たアジア人がどう見ても日本人ではない(後でオフィシャルサイトを見たら、ベトナム人だと書いてありました)。
4.後でその寿司バーの様子が登場するが、その届けに来たおじさんと寿司職人が日本語ではない言葉で話していた。(やはり日本人経営の寿司バーではない!)
5.その届けに来たおじさんがカンフーで闘うシーンがあった(オフィシャルサイトによると、太極拳の権威だそうです)。
6.書道を売っているというポーランド人の家に吊るされていた数々の書や壁に飾られていた書が、逆さまのものや横になっているもの、全く意味の分からない漢字の羅列などがあった。(一番笑えたのは「気道合」という書でした^^;)

気になった点をざっと挙げてみると、こんなものですが、これだけでもびっくりしますよね。このドラマの舞台はワルシャワですし、ワルシャワには大勢の日本人が住んでいる上に、ワルシャワ大学には日本学科もあるので、きっと日本関係のシーンもしっかりしたものだろうと期待して見たので、その分とてもがっかりしてしまいました。

それにしても、日本刀が殺人の道具に使われるなんて、このドラマで合気道や居合道の人気が上がるか下がるかどちらなのでしょうね・・・?


↓ 今回ご紹介したドラマのホームページはこちらです。100話目が今回話題にしたものです。
Kryminalni

↓ オフィシャルサイトの中の、今回の関連ページその1。
Waldemar Obłoza w "Kryminalnych" (「Kryminalni」中のWaldemar Obłoza(ヴァルデマル・オブウォザ)(この俳優さんは今回合気道場の師範としてゲスト出演されました。))

↓ オフィシャルサイトの中の、今回の関連ページその2。
Mistrz Tai chi w "Kryminalnych" (太極拳の権威が「Kryminalni」に(寿司バーのおじさんのこと。記事によると、70年代にポーランドに留学した後、フランスに行き、95年にヨーロッパチャンピオンになったそうです。)



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Commented by ぴっちゃん at 2008-05-20 23:20 x
こんにちは。

連ドラですと製作側も時間と予算の制約がきつくて、どうしてもそういった考証は後回しになってしまうんじゃないでしょうか?

ということは日本の連ドラで描写されている海外の文化もその国の人にとってはかなり陳腐に見えるのかも。
Commented by noel at 2008-05-21 21:04 x
私も、刑事ものや推理モノ・・・本気で見てしまうんですが。ポーランドのそういうドラマも、観てみたいですネー。「日本」を正確に表現するのって・・・タイヘンなのかな?と思ったのは
以前観たハリウッド映画の中で、急に日本の「和室」が登場したのですが・・・。正月でもないのに「鏡餅」が床の間に飾られてて(泣)・・・かなりシリアスな内容で、しかもラスト付近のイイ場面だったのに。見た途端
椅子から落ちそうになりました(><)
Commented by poziomka at 2008-05-24 18:11
ぴっちゃんさん、
現地の人にとっては、日本なんてアジアの一国でしかないのに、「外国に住んでいる日本人」として見ると、どうしても口を出したくなってしまいますね(^^;)

そういえば、日本滞在中に夫と時代劇を見ていたのですが、その中で出てきたオランダ人の服装が時代に合っていない!(もっと前の時代の服装のようでした)と夫が言っていたのを思い出しました。
Commented by poziomka at 2008-05-24 18:14
noelさん、
時期はずれの「床の間の鏡餅」とは、日本人には笑いが起こってしまいそうですね(^^;)
ハリウッド映画でもそうだったら、ポーランドドラマなら仕方ないのかもしれませんね・・・(><)
by poziomka | 2008-05-20 21:38 | 日常 | Comments(4)