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poziomkaとポーランドの人々

これは何でしょう・・・?

先日ポズナンの町を歩いていたら、こんな車が展示されていました。



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よく見ると、「MILICJA」と書かれています。
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Milicja(ミリツィヤ)とは、共産主義時代の警察のことです。

何をするための車かと夫に聞いてみました。

これは、「armatka wodna(アルマトカ・ヴォドナ)」といって、直訳すると「水の大砲」。
つまり、共産主義時代によく起きた暴動の時に警察がこの車を使って、人々に向けて水をかけたそうです。

言われてみれば、以前昔の写真などで見たことがあるなと思いました。

共産主義時代のことは、今の生活からは想像もできません。
この車が置かれていた場所の近くにあるミツキェヴィチ広場では、合わせて「共産主義時代の暴動などの犠牲者」の肖像写真と短い略歴が書かれたボードが展示されていました。若い犠牲者も多かったです。

戦争の記憶を風化させてはいけないといいますが、共産主義時代にあった出来事も風化させてはいけないのだと感じた日でした。



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Commented by 空手オヤジ at 2007-03-13 12:33 x
 読みましたよ!「天の涯まで」。最初はあの絵におもいっきり抵抗がありましたが、読むうちに慣れ、面白く歴史を振り返ることができました。いやはやマンガで読むと歴史もあっという間に進みますね?このようなものは他にございませんか?例えばこの記事にありますような共産主義時代や第二次大戦中のものなどを分り易く読みやすい物にした書籍は?マンガでなくてもいいのですが?ぜひご紹介下さい!
Commented by masagata2004 at 2007-03-14 00:14
4月下旬のポーランドとドイツの気候はまだ寒いでしょうか。その頃に行こうかなと考えているのですが? 
Commented by poziomka at 2007-03-16 18:17
空手オヤジさん、
「天の涯まで」読まれましたか!確かにあれは少女マンガなので、男性の方には抵抗があるかもしれませんね(^^;)あのマンガにはフィクションも混ざっていますが、大筋はあっているので、正しい歴史の本と合わせて読んでみると面白いかもしれませんね。
空手オヤジさんはポーランドの共産主義時代や第二次大戦中の出来事にご興味がおありなのですね。ちょっと今思いつきませんが、何か良さそうな本を思い出したらお知らせしますね。
Commented by poziomka at 2007-03-16 18:19
マサガタさん、
4月下旬のポーランドはもう暖かいはずです。今は3月中旬ですが、気温は日中10度前後まで上がっています。15度になる時もあります。4月下旬でしたら、晴れる日が多くてとても気持ちがいい気候のはずですよ。
素敵な旅行になるといいですね!
Commented by フデ at 2007-03-18 12:00 x
 先日のポーランド語レッスンの時に、先生の七歳の時に、連帯運動(ヴァウェンサ議長の)で物がなくなって毎日の食事にも困った話を聞きました。とてもつらかったそうです。

 叔父が商社で共産主義時代のワルシャワに一年ほどおりましたが、盗聴は当たり前のことだったし、秘密警察のようなものに追われたりと恐ろしい思いをしたそうです。
 その叔父にその話を聞いた時、私はすでにポーランド人数人と文通していたので、その話をしたら「ポーランド人と友だちになれるはずはない。ありえない」と驚いていました。父も「その人たちはスパイに違いない」と恐れていました。
 そのポーランド人たちのうち4人とは今も良い友達です。
政治の壁は本当に高く、人間の心を遠ざけ、ゆがめてしまう恐ろしいものです。
Commented by poziomka at 2007-03-19 02:59
フデさん、
共産主義時代の話はいろいろと嫌な話をたくさん聞きますよね。でも、先日義母がぽろっと、共産主義時代は大変だったけど、それでも今のようにお金に困る人が多いようなことはなかったし、物価だって今のように高くはなかったから、あの時代はよかった、なんて言っていました。共産主義時代を懐かしむ人は多いようです。
それにしても、ポーランドの文通友達がスパイかも、なんて!私の父も若い頃ポーランド人と文通していたそうですが、そういう話もあったのでしょうか??今度聞いてみたいと思います。
by poziomka | 2007-03-13 00:48 | 日常 | Comments(6)